心理療法を用いた治療について

ご納得いただける形で治療を進めていきます

専門的な知識や技術を用いて、心の病への心理療法を行っています。また相談される方の状態に合わせて最適な支援方法をご提案いたします。
様々な現場で、数多くの事例を担当したスタッフが支援いたしますので、安心してご相談いただけたらと思います。

医療との連携について

連携・協力

医療との連携

症状や状態によって、医療と連携して治療していくことをおすすめする場合があります。医療との連携に不安がある場合も、その旨ご相談いただけたらと思います。 「薬を使わないで治療したい」というご相談にも対応しています。

診断は医師の役割

心理士は「診断」はできません。心理検査等を用いて「臨床心理学的査定」を行い、その情報を医師に提供し診断につながることができます。職場等に提出が必要な診断書は、医師が作成します。

薬の処方も医師の役割

当オフィスで薬の処方をすることはありません。薬について心配があり、相談しづらいことがありましたら、医師への相談方法(自分の状態をどう言葉にするかなど)について一緒に検討することができます。

心の病(精神疾患)・発達障がい(神経発達症)

種類について

精神疾患と呼ばれる状態を示す名称は数多く存在します。
ここに記載されているのはその中のほんの一部となります。
(内容は厚生労働省ホームページから一部抜粋 https://www.mhlw.go.jp/kokoro/)

統合失調症

統合失調症は、脳の様々な働きをまとめることが難しくなるために、幻覚や妄想などの症状が起こる病気です。ほかの慢性の病気と同じように長い経過をたどりやすいですが、新しい薬や治療法の開発が進んだことにより、多くの患者さんが長期的な回復を期待できるようになっています。早く治療を始めるほど、回復も早いといわれていますので、周囲が様子に気づいたときは早めに専門機関に相談してみましょう。

うつ病

うつ病は、気分障害の一つです。一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。気分障害には、うつ病の他に、うつ病との鑑別が必要な双極性障害(躁うつ病)などがあります。

双極性障害(躁うつ病)

双極性障害は、躁状態とうつ状態をくりかえす病気です。躁状態とうつ状態は両極端な状態です。その極端な状態をいったりきたりするのが双極性障害です。
気分の波は、誰にでもあり自然なことで、病気ではありません。でも、周りの人たちが「ちょっとおかしいのでは?」と思えるほどその気分が行き過ぎていて、そのために家族や周りの人が困ったり社会的信用を失うほどであったら、それは、双極性障害かもしれません。

パニック障害・不安障害

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作(パニック発作)を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。
このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じます。そのため、また発作が起きたらどうしようかと不安(予期不安)になり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。

強迫性障害(強迫症)

強迫性障害では、自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れず、何度も同じ確認などを繰り返すなど、日常生活にも影響が出てきます。意志に反して頭に浮かんでしまって払いのけられない考えを強迫観念、ある行為をしないでいられないことを強迫行為といいます。不潔に思い過剰に手を洗う、戸締りなどを何度も確認せずにはいられないなどがあります。
こころの病気であることに気づかない人も多いのですが、治療によって改善する病気です。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

PTSDは、とても怖い思いをした記憶が整理されず、そのことが何度も思い出されて、その時と同じ感情、身体の感覚を感じたり、実際に当時の光景が見えたり、加害者がすぐ近くにいるように感じる病気です。怖い思いは自分自身の体験だけではなく、他人が死亡したり重症を負うのを目撃する、知らされることも含みます。

発達障がい(神経発達症)

生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。そのため、養育者が育児の悩みを抱えたり、子どもが生きづらさを感じたりすることもあります。発達障がいがあっても、本人の特性に応じた環境づくりを工夫することで、持っている力を活かしやすくなったり、日常生活の困難を軽減させたりすることができます。自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(学習障がい)、チック症、吃音などが含まれます。

発達障がい理解や支援について

「発達障がいについての支援方法や知識をホームページに載せてほしい」というご要望を多くいただいています。
発達障がいの特徴は、個人差が大きく「発達障がいの程度、育ち方、養育者の関わり方、知的能力、体質、遺伝要因、トラウマの有無、環境要因…」その他多くの影響がその個人を形成しています。その全ての要因を理解し支援方法を決定していくため、

共通した支援を提示することが難しい、という理由からホームページには情報を限定して掲載させていただいています。
個人個人の特徴を大切にし、適切な支援をしていくことで、個人やご家族の困り感を大幅に減らし、将来の不安を軽減していくことができます。
一度お話をさせていただく中でも、すぐにできる支援方法をご提示することができますので、料金は発生してしまいますが、面接の機会を設定していただきたく、お問い合わせの回答とさせていただきます。